2013年1月8日
受けを広げるか、はたまた防御的に牌を絞るか、弥生丸は迷っていた。
メンツは足りている。14ピン、25ソウ待ちのイーシャンテン。しかし14ピンはすでに五枚枯れ。ここでリーチを打つのは厳しい。だがドラドラのある勝負手だった。できるだけぶつけにいきたい。
ここに7ソウを持ってきた。手に加わらない、不要な牌だった。しかし弥生丸はこの7ソウを残し、安全牌として抱えていた西を打った。6ソウか8ソウを引けば、薄いピンズの受けと入れ替えるつもりだった。ソウズ待ちも、それほど悪くはないと判断した。
そして次順、8ソウを持ってくる。絶好! そう思い、ピンズの2、3を落とし、ピンズメンツと入れ替える。正解だ、ここまではそう思っていた。
しかし次に引いた牌はラス牌の①ピン。①④ピンのままにしておけば、ここでテンパイしていた。そしてさらに次順、5ソウを持ってくる。素直に打っていれば、一発ツモだった。
しかしこれでテンパイ。69ソウ待ちでリーチをかける。ここで親に即おっかけを喰らい、一発放銃。あがりへの道を逃してしまった典型的な例だ。
メンツが足りている時の受け換え。ここの牌の捌き方が、弥生丸にはわからなかった。完全イーシャンテンに受けている時も、雀頭にしている箇所がリャンメンになったら、場を見渡し、こちらの方がいいと判断すれば、雀頭変化する時もある。
結局は選択の誤りでしかないのだろうか? なにか法則があるのなら、誰か……誰か教えてくれー(T_T)