桜井章一「運もツキも味方する人の習慣」書評

20年間無敗の男、雀鬼、桜井章一。その著作「運もツキも味方する人の習慣」を弥生丸は読むことにした。桜井章一さんの本を読むのは、これで二冊目だ。前回読んだ本には、えらく感銘を受けた。僕がここ最近で、もっとも影響を受けた本といっていいだろう。いや、一生を通じて、影響ある言葉をくれた方になるかもしれない。

桜井章一さんの書く本の内容は、一般の自己啓発書のほぼ真逆だった。例えば、僕らの殆どが、短所よりも長所を伸ばせと教えられる。だけど桜井章一さんは、長所を伸ばすよりも短所を克服しろと言っている。逆境の方が面白いのだそうだ。

この考え方については、賛否両論あるだろう。私も桜井章一のことは尊敬しているし好きだが、どちらが正しいのかはわからない。ただ、そういう考え方もあることに気付かされる。この世には逆説的な考えた方が溢れている。良いも悪いも、表裏一体ということか。

さらに桜井章一さんのもっとも好きなところは、何も求めていないところだ。なにも求めず、自然体で生きることを常としている。そして、結果はあとからついてくるもの。

なにかを求めてしまうと、余計な力が入ってしまう。それが欲しいばかりに、人道に外れた行いや考え方をするかもしれない。しかしなにも求めなければ、目的のために悪を働くこともない。

目的の為ならば手段を選ばない、そういう考え方も、見ようによっては真摯に映るかもしれない。しかし、そうして欲しいものが手に入った時、本当に幸せなのかと疑問に思う。

バカになろう、どうしようもないバカに。このブログのサブタイトルは、桜井章一さんの教えだ。二冊目も、心に染みるような一冊だった。桜井章一さんの著作はまだ何冊かあるから、時間を見つけては読んでいきたい。

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