パズドラには歴史がある。それぞれの人々が、それぞれ好きなモンスターや、思い入れのあるモンスターがいるというもの。僕の場合は、それがアルラウネだった。
パズドラを始めて、二回目のレアガチャで引き当てた。進化後で飛び出してきたので、いまでも忘れない、初めて見る超激レアの文字。これはきっと凄いモンスターに違いないと思い、すぐさまリーダーに据えた。
それからランクが100を越えるをあたりまで、僕のリーダーはずっとアルラウネだった。どんなに傷付いても、すぐに回復してくれる癒しの精霊。僕がどんなにコンボがヘタでも、それを補って回復してくれる。私が回復してあげるから大丈夫だよ……そんな心の声さえ聞こえてくる。
すべてのモンスターの大好物であるメタドラは、すべてアルラウネに喰わせた。そして+卵もだ。そのせいで、僕のアルラウネは+が129ついている。
いまではもうめっきり使わなくなったアルラウネ。+を強いモンスターに喰わせていくパズドラーがいるなかで、僕はアルラウネを誰かに喰わせるつもりなど毛頭なかった。序盤にお世話になったモンスターだ。使わなくとも、思い出として大切に保管しておくつもりだった。
しかし今日、ふと思った。
それでは死んでるのと同じなんじゃないか……?
モンスターボックスの中で、もう使われなくことなく、ただ腐敗してゆく。悲しい目。その姿。心の声が聞こえてくる。私はまだ、役に立ちたいと。
そして僕は唐突に決心した。アルラウネを喰わせよう! いや、ここではあえてこう言う。アルラウネの魂を、引き継がせるのだ。それでこそ、アルラウネの魂は永遠に生き続ける。
喰わせるモンスターにも、迷いはなかった。パールヴァーティー。意識したわけではないが、同じ木属性。多少は引き継ぐ意志にも、遺伝性がある。
そして……
自分で合成しておきながら、悲しくなった。スキルもMAXだった。アルラウネをスキル上げを一生懸命した日の思い出が蘇ってくる。
しかし後悔はないし、これでいいと思っている。こうしてこそ、アルラウネは活躍し続けるというもの。
この記事を、アルラウネの弔いとします。
アルラウネちゃんさようなら! そして、本当にありがとう!
パズドラ究極攻略データベース
もう少し一緒にいたかったのに。
悲しい(ToT)
わたし、いつもいっしょにいるよ。
あなたの、うしろに。
うちのマスターはゼウス周回で今でもリーダーに使ってくれてますo(^_^)o
+も沢山貰ってるんで究極おでんさんと組んで自動回復7000超えるから安心みたい。
ちなみにメンバーはヘラさんゼウスさんにノアちゃんデビルフィッシュくんです。
一周20分くらい掛かっちゃうけど安全第一なんだって(^_−)−☆